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なし黒星病落葉処理実演会開催

2020.11.04

 当JA福島地区なし専門部会は2日、梨畑の落葉処理実演会を福島市内の園地で開きました。昨年から多発する梨の黒星病撲滅への対策。生産者約100人が参加し、黒星病対策に重要な落葉処理について確認しました。

 黒星病は9~10月の降水量が多いと翌年の伝染源が多くなる傾向にあり、伝染源となる秋型病斑を園内に放置しておくと来年の発生につながってしまいます。そのため耕種的防除として、被害落葉を落葉処理することが重要です。

 実演会では、福島県県北農林事務所普及員が黒星病の発生形態や対策について説明。同部会油井亮司副部会長が落葉処理を実演しました。油井副部会長はフレールモアと乗用モアの使用、乗用モアのみの使用の2パターンの処理方法を実演。フレールモアで地表面の落葉をかき出しながら葉っぱを細かく砕き、乗用モアでさらに細かく砕きました。生産者らは実演を熱心に見学し、処理後の園地を手で触れて確認するなどしていました。

 油井副部会長は「1枚1枚が来年の発生につながる。地域全体で減らすために対策を徹底しよう」と呼び掛けました。

 

 

 

 

  

 

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