当ＪＡは２６日、梁川営農センターであんぽ柿加工指導会を開きました。あんぽ柿産地の完全復活に向け、生産者に出荷量増大と最大限の加工を呼び掛けました。

　今年度の生育は順調。実止まりも良好で豊作の年。伊達市、福島市、桑折町、国見町の２市２町全域に加工自粛要請が出されていますが、今年度の出荷量は、震災前の約８４％に相当する１３００ｔを目標にしています。

　指導会は生産者約４００人を対象に管内７か所で開催。同営農センターの指導会では、ＪＡの担当者が高品質なあんぽ柿生産のポイントや干場管理などについて説明。「大きさや熟度を揃える選別を徹底しほしい」と呼び掛けました。

　参加した生産者は「震災から１０年を迎えるが、産地復活に向け努力し続けたい」と話します。