当JA福島地区もも専門部会は16日、ザ・セレクトン福島で「令和2年度もも栽培・販売反省会」を開きました。2年度産は、長雨やせん孔細菌病等の影響から全国的に数量減になったため、シーズンを通して単価高での販売が続きました。平均単価前年度対比129%と過去にないほど高単価での販売となったことを報告しました。
部会員やJA全農福島、福島市役所、JA役職員など30人が出席し、令和2年度販売経過や実績報告、次年度対策などを協議しました。コロナ禍につき市場からの出席はありませんでした。同地区の2年度の共選品販売実績は数量3185㌧、販売金額20億5000万円、平均単価は644円でした。
2年度産ももは、代表品種「あかつき」において、収穫始めは平年より1週間程度早く、果重は平年より大きく、糖度は平年並みでした。
各地区の生産者代表から栽培反省を報告。市場からは次年度要望として、出荷数量増量、正確な産地情報の発信などが寄せられました。