当JA資産運用部会は7日、「贈与税・相続税セミナー」を伊達市保原町のみらいホールほばらを本会場に、管内全6会場をテレビ中継し開催しました。同セミナーは部会員の研修会として毎年開催していましたが、今年は相続法改正に伴った関心の高まりを考慮し一般公開にて開催。51人が出席しました。
当JAでは組合員の相続に関する多様なニーズに応え、世代交代・後継者対策のため2016年6月から農中信託銀行の代理店とて遺言信託事業を展開しています。現在まで20件の遺言信託契約を締結しました。
同セミナーでは、税理士法人三部会計事務所の三部吉久所長、網籐勇多事業承継プランナーズ部長を講師に、「民法(相続法)改正を踏まえた贈与税・相続税対策」をテーマに相続税や贈与税の仕組み、円満な資産承継のための対策など事例を交え説明しました。参加者らは熱心にメモを取りながら説明に耳を傾けていました。
資産管理課の塩田和彦課長は「高齢化が進む中、相続や承継の問題については関心が高まっている。今後も組合員と向き合い相談活動に力を入れていきたい」と話しました。