今年初めて作付けされた、福島県のオリジナル品種で高級米「福、笑い」の稲刈りが6日、大玉村で行われました。農家は念願の初収穫に期待を膨らませながら作業に励みました。
同品種は、県のオリジナル品種として初の高級米。大粒で甘みと香り強いのが特徴です。今年は県内の13ヶ所で試験栽培が行われ、うちJA管内では4ヶ所で行われています。県産米のトップブランド品種と位置付け、高価格帯での販路開拓を目指します。
この日刈り取りしたのは、同村で水稲50㏊を栽培するJAふくしま未来水稲GAP部会の伊藤一男さん。5月3日に、高級米「福、笑い」を6aに田植えしました。たわわに実った黄金色に輝く「福、笑い」を刈り取った伊藤さんは「楽しみにしていた刈り取りができた。お客さんに喜んでもらいたい」と消費者の福を願いました。
県は、2021年度からの本格販売を目指します。