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効率栽培目指す。「ぶどう根圏制御栽培」検討会

2020.10.05

 福島県と当JAは2日、ぶどうの根圏制御栽培の現地検討会を開催しました。同検討会は「アグリふくしま革新技術加速化推進事業」の一環。県の主要品目や新たに導入する作物等について大規模化、省力化等に貢献する新技術やICT等を活用した実証ほを設置し、当該技術の速やかな普及を図ることを目的に令和元年度から実施しています。

 根圏制御栽培は、最適な土壌条件を保ちながら栽培することで、早期成園化、早期多収、果実品質向上の効果が期待される栽培方法。2日、同栽培法を導入した福島市松川町の加藤義隆さんのぶどうのほ場で検討会を開きました。

 加藤さんは、2019年に同事業を活用し根圏制御栽培を10㌃導入。「シャインマスカット」「巨峰」「安芸クイーン」「ナガノパープル」の4品種で実証。

 検討会には、JA管内のぶどう生産者13人が参加。県北農林事務所農業振興普及部の担当者が実証の成果について説明。生産者らは実際にほ場を見学し、栽培法を視察しました。加藤さんは「水管理ができたことで安定した収穫ができた。作業も手を挙げずにできるため作業の軽減になっている」と実証の成果を話しました。

 

 

     

 

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