当JA福島地区管内の庭坂小学校は2日、稲刈り体験教室を開きました。稲刈りをしたのは、今年5月に児童らが植えた田んぼ。「お米博士になろう!」をテーマに1年間の米作りの流れを学びました。
JA水稲部会の協力のもと、実際に手刈りや杭掛けを体験。同部会の国井喜四三部会長が稲の刈り方、束ね方を指導。5年生51人は、「もち米」の田んぼ7㌃の一角で収穫を体験しました。
児童らは5月に手植えを体験し、その後数回に亘って稲の観察、雑草等の状況を見てきました。また、手作りの看板を建てたり、穂が出始めたらスズメ除けの対策を調べたりと1年を通してお米の成長を見守りました。
参加した児童は「自分たちが植えたお米を収穫できて嬉しかった。あんこもちで食べたい」と話しました。
今後、体験をまとめお世話になった方々へ発表し、収穫したもち米を使って餅つきを行い農業と食のつながり学びます。