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農福連携活用 遊農園社会貢献目指す

2020.09.29

 当JA管内の桑折・国見町で農業を営む合同会社 遊農園は、今年から農福連携事業の活用を始めました。障がい者等が農業分野で活躍することで社会参画を実現するほか、新たな労働力の確保を目指します。

 同社は今回同事業の活用にあたり、伊達市の就労継続支援B型施設事業所 社会福祉法人ひろせ福祉会「工房ひろせ」の利用者にロマネスコの圃場18㌃の草取り作業を委託。期間は29日から2週間を予定しています。

 同社は昨年6月に設立。ロマネスコやちりめんキャベツ、トウモロコシなどの作物を育て、荒廃地解消などの社会貢献に取り組んでいます。今回、JAの提案を受けて同事業の活用を決めました。同社では事業の活用に関して、「もっと早く知りたかった。今後もぜひ活用を継続したい」と話します。

 JA営農部農業振興課の佐藤邦彦課長は「今回の取組をきっかけに農福連携事業への理解が深まり、さらに活用が広がることを期待したい」と話します。

 

 

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