当ＪＡ福島地区管内で梨の中晩生種「あきづき」の出荷が１６日から始まります。

　あきづきは２００１年に品種登録された新しい品種の梨。つるっとした果皮が特徴で、果肉は緻密で柔らかく、甘みが強いジューシーな味わい。見た目がきれいなことから、市場人気が高まってきているイチオシの品種です。管内では年々出荷数を増やしています。

　１５日には管内４カ所であきづきの収穫指導会を開きました。福島市の野田共選場で開いた指導会には生産者約５０人が出席。他県産の販売情勢や市況、栽培管理について営農担当者が説明。その後、実物のサンプル品を用い、基準品や格外品の色目や形を確認しました。

　同地区なし専門部会の引地一裕部会長は「今年は全体的に出荷量が少ないため、あきづきに期待している。旬のおいしい梨を消費者にしっかり届けたい」と話しました。