当JA福島地区でぶどうの主力品種「シャインマスカット」の出荷が13日から始まりました。ピークは20日頃迎える見込み。
シャインマスカットは2006年に品種登録された比較的新しい品種の白ぶどう。種がなく皮ごと食べられることから、ここ数年人気が高まっています。同地区では今年度シャインマスカット40㌧の販売を計画しています。
シャインマスカットは糖度18度以上の高糖度。同部会では、今年度より全ての共選出荷者のシャインマスカットの糖度を計測し、18度以上で出荷解禁としています。18度に達しない場合は時間を置いて熟させ、再調査することで、出荷の基準を徹底しています。同地区ぶどう専門部会の伊藤隆志部会長は「味を重視した出荷をしたい。消費者に良いものを届けたい」と話します。
11日には、福島市飯坂町にあるJAの小川共選場で収穫指導会を開催。生産者らは出荷に向け、販売状況や、収穫基準、出荷規格基準を確認しました。