当JAは2日、モモ生産者の経営安定や産地の維持発展に向けて、「モモ穿孔細菌病に関する緊急要請書」を国見町の太田久雄町長に提出しました。JAの数又清市組合長が太田町長を訪れ、同病の発生状況などを説明しました。同要請書は4日に桑折町、11日に伊達市にも提出しました。
モモ穿孔細菌病は、過去に例を見ない甚大な被害となっています。JA伊達地区管内を中心に多発、蔓延し、生産者の生産意欲の減退や生産量の激減が懸念されます。そのため、薬剤経費負担予算措置や自然災害被害果実加工利用促進等対策事業の追加支援など3項目を要望しました。
要請を受けた太田町長は「モモ穿孔細菌病の被害は現場に足を運んで痛感している。9月の議会において、追加支援を上程しており、速やかに要請に対応していく」と答えました。