当JAの親子農業体験イベント「みらいろアグリ塾」が1日に開講しました。今年度は親子12組31人が参加。管内で生産される農産物に親子で触れることで、楽しく食や農への関心を高めます。
同イベントは2016年から始まり、これまで、野菜づくりや収穫体験、昨年は新たに開学した福島大学食農学類と協力した米作りや大学の研究を生かしたミニ実験を行いました。
今年度は、昨年の米作りに続いた田んぼの生き物調査や、野菜の収穫・加工など、農産物の流れを体験します。今年度も食農学類の教授や学生の協力のもと講座を開きます。
第1回講座では、田んぼの生き物調査を行いました。半谷義弘常務は「田んぼは見ることがあっても実際に入る機会はなかなかない。普段何気なく食べているお米がどのように成長していくか知ってほしい」と話しました。
田んぼは、昨年米作りの指導をした難波憲吾さんの水田環境特Aの圃場。参加者らは、3班に分かれ、田んぼの中や畔にいる生き物をそれぞれ網などで捕獲。約1時間後、班ごとに捕まえた生き物の名前や特徴を調べ、班の代表者が全体に発表を行いました。参加した児童は「見たことがない虫もいっぱいいて、捕まえるのが少し怖かったけど楽しかった」と感想を話しました。
次回は9月に、福島大学で、講義とミニ実験で食や農業について学びます。