当ＪＡ伊達地区本部が新たに取り組む、「農家応援フェア」の商品の受け渡しが１１日から始まりました。地元の農産物や県産牛肉などのセット商品を販売し、約５００セットの申し込みがありました。商品は密を避けるため、宅配便かドライブスルー方式で、１７日までに受け渡します。

　同取り組みは、新型コロナウイルス対策や新たな生活様式に対応するためも新しい取り組み。販売商品は「伊達の農産物セット」「全国ＪＡ特産品お取り寄せセット」「福島牛食べ比べセット」の３種類。いずれもフェア特別価格で販売しました。申込期間は５日～１２日８日間で、ＪＡの予想を大きく上回る、４９８セットの申し込みがありました。ドライブスルーで商品を受け取った、桑折町の関本まゆみさんは「届くのが楽しみだった。コロナで大変な農家を食べて応援したい」と話していました。

　１３日、伊達市のＪＡ農産物直売所「みらい百彩館んめ～べ」で出発式を開きました。数又清市組合長が「新たな仕組みを作りながら、多くの消費者に地元産の農畜産物を提供したい」とあいさつ。数又組合長や井上林一農産物直売会会長ら６人が、テープカットを行い、宅配便の積み込みやドライブスルーで商品を受け渡しました。