当JAなし部会相馬中村支部は7日、着果量調査を相馬市内の各部会員の圃場で行いました。
調査には同支部の部会員やJAの営農指導員、相双農林事務所普及部の担当者ら約40人が3班体制で部会員全員の圃場を巡回。同調査では肥大調査や園地内の病害虫発生状況なども同時に調査されました。
着果量は開花時の低温の影響で例年より少ないですが生育状況は概ね順調。同支部では8月下旬頃から出荷される「幸水」を皮切りに10月下旬まで5品種のなしが出荷されます。
同市内でなし220aを栽培している部会員の坂下耕一さんは「着果量は少ないが収穫は期待している。病害虫発生が多発し油断はできないが、防除を徹底しおいしい相馬のなしを皆さんに届けたい」と意気込みます。