当JAは23日、今年度第1回目の「花育」の授業を行いました。同教室は、2011年から実施しているJAの学校教育支援事業の一環。10年目を迎える今年度は、昨年より8校増加の管内80小学校、児童3229人を対象に実施します。
花育は、管内産の花材を使用することで地産地消をPRするとともに、花に触れることで児童の心の豊かさを育てる情操教育を目的に開催しています。
福島市立荒井小学校の6年生30人は、総合と図工の学習の時間を使い花育を体験しました。まず、いけばなの歴史と季節の行事「七夕」の講義を行い、その後、JAの花や生産者の紹介を行いました。それから、池坊の講師がデモンストレーションで、切り方や生け方など花の扱い方を指導し、児童らは実際にいけばなを体験しました。
池坊の講師の根本三四子さんは「花にも皆さんと同じように命がある。花とお話しながら大事に優しく扱おう」と話しました。児童らは、JA管内の紫色のリンドウやピンク色のトルコギキョウ、赤色のスプレーカーネーションなど県産花きを使用し作品を完成させました。参加した児童は「6年間で1番心に残る思い出になった」と話しました。