当ＪＡ福島地区は２５日から２７日まで、水稲現地指導会を管内各地で開催しました。田植え後の除草や水の管理を徹底し初期生育の促進、生育量の早期確保を目指します。同指導会は年３回、ＪＡの営農指導員らが管内全３５カ所を巡回しながら実施しています。

　今年度の管内の田植え時期は平年並み。県北農林事務所によると、５月半ばまでに田植えした圃場において、活着は良好。さらに、冬の記録的な雪不足で懸念された水不足についても影響はほとんどなかったといいます。

　２６日松川地区の水原地区活性化センターで開いた指導会では、県北農林事務所地域農業推進課の齋藤隆副主査が講師を務めました。各生産者の圃場や稲の状態の聞き取りや、生えている雑草を写真で確認しながら、対策をアドバイスするなど、それぞれに合わせて丁寧に指導しました。参加した水稲農家は「少人数だから詳しく聞けて良かった」と話しました。