当JA福島地区は21日、福島市立金谷川小学校でバケツ稲教室を開きました。JAの学校教育支援事業の一環で、地域の小学校と連携し児童らへ食と農業の大切さを伝える取り組みです。
同小学校では今年度初めてバケツ稲教室に取り組みます。同小学校のある地域は稲作が盛んで、中には自宅で米を作っている児童もいたが、自分たちで実際に米作りをするのは全員初めて。
同教室に参加した5年生18人は、JAの松川営農センターの丹野恵七営農指導係から教わり、実際にバケツに稲を植えました。児童らは手を泥だらけにしながら、1株の稲を植え、生長を楽しみにいている様子でした。
丹野営農指導係は「自分たちで植えた稲。大切に育ててほしい」と最後に呼び掛けました。今後刈り取り作業まで、児童らが成長を見守ります。