当JA伊達地区本部は12日、2020年度「農業塾」を開講しました。開講式と第1回講座を行い、農産物づくりの基礎を学びました。今後は年6回の講座を開講し、地域農業のリーダー育成を目指します。
同塾は、新規就農者向けの農業者支援事業の一環。同地区管内の基幹品目「モモ」と「キュウリ」の2コースを開講しています。開講から14年目を迎える今年度は、ももコース5人、きゅうりコース14人の計19人が受講する。
開講式では、須田晃一伊達地区本部長が「農業塾を通じて栽培技術を向上させて、農業所得増大を目指してほしい」とエールを送りました。
開講式後は、各コースで第1回講座を開き、基礎的な栽培管理などについて学びました。きゅうりコースは、伊達地区キュウリ生産部会の佐藤清和部会長の圃場に移動して、佐藤部会長から定植時のアドバイスを受けながら定植作業を行いました。
きゅうりコースの受講生は「この1年でキュウリ栽培の基礎を学んで地域を代表する農家を目指したい」と意気込みます。