当JA福島地区管内の庭坂小学校は12日、田植え体験教室を開きました。地域の食料生産を実際に体験することで、児童らが食と農への関心を深める目的。
今回田植えを体験したのは庭坂小学校の5年生51人。JA水稲部会の国井喜四三部会長から田植えの指導を受け、実際に手植えで田植えを体験しました。
同小学校は昨年まで、JAグループが配布する「バケツ稲づくりセット」を使用し農業体験を行っていたが、今年度は身近にあるもので体験しようということで、同小学校の目の前にある田んぼで田植え体験教室を実施しました。田んぼは地元の農家から借り、「学校の田んぼ」として収穫まで児童らが育てます。
今回行ったのは「もち米」の田植え。今後、除草などの管理作業を体験しながら、収穫、さらには収穫したもち米での餅つき体験を予定しています。
参加した児童は「初めて田んぼに入って気持ちよかった。植えた苗がどんな風に育っていくかすぐ見られるから楽しみ」と話しました。今後児童らは田んぼにオリジナルの名前を付けたり、かかしを作成したりするそうです。