当JA福島地区は7日、第2回アグリカレッジ桃コースを開きました。2003年から続く女性農業者支援事業で、女性が農業を学ぶ機会を応援します。
福島市飯坂の圃場で開いた講座には受講生13人が出席し、モモの予備摘果を学びました。予備摘果は貯蔵養分の浪費を防ぐことで、果実肥大の促進や、初期生育の充実を図ることができます。しっかりと摘果を行い、高品質の果実生産を目指します。
今年度は4月の低気温から一転、5月初旬に暖かい日が続き生育が急激に進んでいる状況。福島地区営農経済課の渡辺英敏係長が気象経過や生育経過、病害虫防除について説明し、その後予備摘果の実演をしました。渡辺係長は「園地の見回りをしっかり行い、被害枝を見つけたら早急に除去しよう」と防除の徹底を呼び掛けました。
次回は5月下旬に仕上げ摘果の講習を予定しています。