当JA福島地区モモ専門部会は24日、モモ予備摘果の検討会を開きました。同部会各支部の代表者が集い、気象経過や生育経過、摘果の流れなどを確認し、各地区の生産者に伝達します。
福島市飯坂の圃場で開いた検討会には、各支部代表者やJA職員などが参加。同部会の菱沼喜雄部会長は「例年通りおいしいモモを作って消費者に届けよう」と呼び掛けました。
県北農林事務所農業振興普及部の星博綱普及員が資料を基に、気象概況や生育経過を説明。モモの満開は、「あかつき」「ゆうぞら」ともに4月10日となり平年より10日早い生育、「川中島白桃」は平年より5日程度の前進となりました。
その後JAの同地区営農経済課の渡辺英敏係長が実演しながら予備摘果を指導。渡辺係長は「予備摘果は早めから実施し、初期肥大を確保しましょう」とポイントを話しました。順調に生育が進むと、5月中下旬頃に仕上摘果となります。