当JA福島地区は16日、2020年度アグリカレッジ花道コースを開講しました。同コースは11年から開講している農業者支援事業で、日本の伝統文化である生け花を学びます。
㈱福島花き 阿部ひろみ取締役を講師に迎え、今年度は21人が受講。季節や日本の伝統行事にまつわる講義と、それをテーマにした生け花実習を全5回の講座で行います。
開講式には受講生17人が出席。JAの担当職員が年間スケジュールについて説明し、阿部取締役が「端午の節句」をテーマに、由来や風習について講義を行いました。
実習では、JA管内で生産された紫色のカンパニュラを使用。色にはそれぞれパワーがあり、紫色は「病気を癒す力」があるといわれています。その他、黄色のヒマワリやキイチゴ、オクラレウカ、スターチスなど県産花材を使用し、端午の節句に飾る作品を仕上げました。
受講生は「大変な世の中になったが、花に集中してリフレッシュした時間を過ごせた」と話しました。