当JAは3日、令和2年度農業振興大会を開催しました。感染症対策のため、テレビ会議システムで管内4会場をつないでの開催。生産代表者、県・市町村および関係機関、JA役職員ら約260人が出席。マスク配布やアルコール消毒設置により万全の体制で実施しました。
「目指せ!300億円!」を合言葉に、昨年度策定した「地域農業振興計画」の中間年度として、販売品販売高300億円の早期達成への意思統一を図りました。菅野孝志代表理事組合長は「信用、共済、営農にかかわらず皆で下支えして、この状況をチャンスに変える取り組みを強化しよう」と強く意気込みました。
大会では、佐藤博元営農担当常務が20年度計画・地域農業振興計画の方針を説明、安斎弘幸営農部長が達成に向けた具体的な取組みを話しました。さらに、地区別の重点取り組み事項を各地区営農経済担当部長から説明しました。福島東部営農センターの藤野喜幸営農指導係長は「営農・経済・販売事業一体となり、知恵を出し合い、本気力を注ぎ込み取り組んでいく」と決意表明を述べました。
記念講演では、東京農業大学の後藤逸男名誉教授が「土壌病害に負けない土づくり地力と土力(土の免疫力)」と題して講演しました。講演後には、営農経済委員会 樅山和一郎委員長指揮のもと「がんばろう三唱」を行いました。