当JA福島地区管内でモモの摘蕾作業が始まりました。今年度の発芽は、3月14日で平年の3月25日と比較し11日早い予測となっていて、栽培者らは大急ぎで摘蕾作業を始めました。
摘蕾は、貯蓄養分の浪費を防ぎ、残った花の結実力を高めることが目的。摘蕾を実施することで、展葉初期から葉面積が大きくなり一枚一枚の葉の大きさが揃うことで、初期の新梢成長も良好になります。
6日には、福島市飯坂の園地で指導会を開き、栽培者ら約20人が参加。県北農林事務所農業振興普及部の赤井広子普及員指導の下、栽培者らは摘蕾作業のポイントを教わりました。赤井普及員は「生育が早い分、凍霜害に注意が必要。凍霜害を見越した摘蕾を行おう」と話しました。