当JA福島地区は10日、令和元年度アグリカレッジの閉講式を北信支店で開きました。今年度開講した、野菜・桃・料理・花道の全4コースの受講生ら78人が各コースを終え、修了証書を受け取りました。
同講座は、2003年から続く女性農業者支援事業。女性にも農業を学ぶ機会を提供しようということで始められ、今年度で開始から20年近くになる人気の高い講座です。
閉講式では各コースを代表者し、野菜コース土田静江さん、桃コース安藤幸子さん、料理コース渡辺美紀子さん、花道コース紺野圭子さんらが壇上に立ち、福島地区地域支援課の丹治昭一課長から修了証書を受け取りました。丹治課長は「農作業は1人ではできない。女性の支えがあってこその農業。今後もJAをうまく活用してほしい」と話しました。
修了証書授与後には、担当職員から各コースの総括を報告。その後、記念講演を実施。福島県消費生活センターの食品安全相談員を講師に招き、『賞味期限と消費期限と食品ロスについて』と題した講演を行いました。受講生らは、食品の表示や食品ロスなどの現状について理解を深め、改めて生産者・消費者としての意識の見直しについて考えました。