当JAと福島県相双農林事務所は7日、南相馬市の環境放射線センターで相馬地方トルコギキョウ振興セミナーを開催しました。生産者やJA職員など60人が参加。トルコギキョウの産地化を目指し、栽培技術や品種など、品質向上に向けて学びました。
トルコギキョウは東日本大震災以降、年々作付面積は増加しています。産地化への発展に向けて、品種の統一や栽培技術の向上、土づくりの3つの課題を解決するためセミナーを開催しました。
セミナーでは、同農林事務所の岡田花音技師が生産の現状と課題を報告。講演では、3つの課題に対して、それぞれ講師を招き、生産拡大や品質安定について学びました。参加した生産者は「一つ一つの課題対して、細かく説明してもらったことを今後に生かしていく」と話していました。