当JAは5日、「相続・遺言の基礎知識」セミナーを開催しました。テレビ会議システムで管内の9会場をつなぎ、組合員やJA役職員ら約90人が参加。相続基礎知識や遺言など大切な資産を次世代に継承するための相続対策を学びました。
JAは組合員の相続に関する多様なニーズに応え、世代交代・後継者対策のため、2016年6月から農中信託銀行の代理店として遺言信託事業を展開しています。現在まで延べ20件の遺言信託契約を締結しました。
同セミナーでは農中信託銀行財務コンサルタントの吉住一弘さんを講師に迎え、相続の基礎知識や遺言公正証書のメリット、円滑・円満な相続をするためのポイントなど事例を交えながら説明し、参加者たちは熱心に耳を傾けていました。
参加者は「相続の基礎知識や遺言信託について話が聞けて、とても参考になった。残される家族のためにも、学んだことを活かしたい」と話していました。
JA資産管理課の塩田和彦課長は「組合員の高齢化に伴い相続に関するニーズが高まっている。今後もセミナー等を通じて、ニーズの発掘と相談に力を入れていきたい」と意気込みます。