当JAは29日、ロマネスコ出荷実績検討会をそうま地区本部で開きました。生産者や南相馬市、JA職員ら18人が出席。栽培開始初年度の取り組みを振り返り、次年度の生産・販売について意見を交わしました。
南相馬市で農産物のブランド化を目指し、JAや民間企業と協力しながら水稲や園芸品目の生産振興を中心に取り組みを開始。JAと市、イオンと連携し、南相馬市で栽培しやすく、クリスマス需要の高いロマネスコに目を付けました。
今年度は、昨年の台風19号・大雨災害の影響で生育や出荷にばらつきがあり、栽培面と販売面で課題が見つかりました。
意見交換会では、「安定して高品質なものを作れるように生産技術を確立してほしい」「ロマネスコの認知度を高めるためにPRしてほしい」などの要望が上がリ、生産者同士でも活発な意見が交わされました。JAのそうま地区指導販売課の米津友市課長は「主力品目であるブロッコリーと一緒に販売し、産地の価値を上げるように取り組みながら販路にも柔軟性を持たせて販売していく」と話します。