当JA福島地区なし専門部会は27日、ナシ「あきづき」の剪定指導会を開き、栽培者らは品種ごとの特徴に基づいた選定方法について確認しました。
あきづきは2001年に品種登録された比較的新しい品種。つるっとした肌が特徴で、見た目がきれいなため市場でも高評価を得ています。口当たりはなめらかで、まるでミルクのような味わいがあります。
同指導会には栽培者ら約20人が参加。JA北福島営農センターの新津拓也営農指導係が着果管理について資料をもとに説明し、吾妻営農センターの齋藤大史営農指導係が実際に剪定を実演しながらポイントや注意点を指導しました。
あきづきは「幸水」や「豊水」と違い、新梢は花芽が着きにくい習性があります。そのため枝の操作を使って花芽を着けていく必要があり、剪定が難しい品種です。参加した栽培者らは、それぞれの技術を教え合いながら確認し合いました。