当JA福島地区は26日、アグリカレッジ花道コースをJAの北信支店で開きました。これから迎えるお正月に向けて、年末年始の過ごし方や正月花の実技を学びました。
同コースは、JAの組合員・准組合員を対象に2011年より開講している農業者支援事業の一環で、日本の伝統文化「生け花」を学ぶもの。福島市の花市場㈱福島花き 阿部ひろみ取締役講師のもと、年4回の講座を実施し、季節の行事や古くから伝わる日本の伝統にまつわる講義や、それらをテーマとした生け花の実習を行います。
26日に開いた同コースは今年度3回目。受講生27人は、講義「福を呼ぶための年末年始スケジュール」と正月花の実技を行いました。実技ではJA管内の梅を使い、そのほか松や竹、緑の菊アナスタシア、センリョウなどの県産の花材を用いてそれぞれ作品を完成させました。
参加した受講生は「正月花の講義は毎年楽しみにしている。完成した作品を飾りしっかりお正月を迎える準備をしたい」と話しました。