当JAと友好協力協定を結ぶ福岡県のエフコープ生活協同組合が取り扱う「福島応援隊」ギフトの利用者数が、前年比118%の1,548人となりました。
「福島応援隊」ギフトは、東日本大震災後に風評被害払拭に向け、全国に福島県産の果物の利用を呼び掛けようと始まった取り組みです。生産者を応援するため、夏は桃、冬はりんごやあんぽ柿を中心に、カタログやインターネットで販売を行っています。同生協は、同取り組みや役員等の被災地視察などが評価され、農林水産省が実施している創意工夫のあるさまざまな、地産地消や国産農林水産物・食品の消費拡大を推進する優れたとりくみに贈られる「地産地消等優良活動表彰」で、「九州農政局長賞」を受賞しています。
今季の冬企画は、受注点数が前年比113.3%の1875点、金額は前年比113.8%の約690万円の実績となりました。商品別ではJAの主力品種「サンふじ」(5㎏)の注文が伸びています。JAの加藤光一総務部長は「協同組合連携の中で支援してもらえることは今後の営農の励みになるので、組合員の皆様に伝えていく」と話していました。
来季の夏企画では、通常の桃の販売だけでなく、「GAP認証生産者グループ限定」品として、数量限定で販売する予定です。