当JAは6日、あんぽ柿共販推進会議を桑折総合支店で開きました。本年度より、年内賞味期限の設定が一部変更され、12月20日出荷より、従来の22日間から30日間となります。これにより、年末・年明けの販売面で有利性が期待されます。また、東京電力福島第一原子力発電所事故後、出荷再開してからは年々出荷量が増加。前年度対比110%の1016㌧の出荷を計画しています。
今年は、天候不順や台風などの異常気象や昨年の成り疲れなどにより、原料柿は例年よりやや少ないが果実肥大は、暦日比較・生育日数ともに平年を上回っています。
会議には、県・市場・生産部会役員・JA役職員ら約70人が出席。あんぽ柿生産部会の佐藤孝一部会長は「今年は生育が順調で高品質なあんぽ柿生産が期待できる。1㌔1500円以上の値段で販売してほしい」とあいさつしました。会議では、今年度の生育状況や市場情勢、販売計画について協議し、産地の完全復活に向けて意見交換しました。
共販推進会議の後は、営農センターごとに分かれ、出荷協議会を開きました。