当JAは4日、福島市立下川崎小学校でこんにゃく作り体験教室を開きました。同教室はJAの学校教育支援事業の一環で、児童らが食と農へ関心を持ち、食を支える農の役割や地域の食文化に対して理解を深めることを目的に開催しています。
講師を務めたのは、福島市荒井でこんにゃく芋を栽培していて、20年以上こんにゃく作りをしている宍戸さん夫妻。下川崎小学校の4年生5人は、宍戸さんに教わりながらこんにゃく作りに挑戦しました。
児童らは摺った芋を火にかけ、粘り気が出るまでかき混ぜたり、石灰を混ぜて固めたものを再度茹でたりする作業を行いました。
茹でている間、宍戸さんはパワーポイントを使い、こんにゃくについて話しました。こんにゃく芋が大きく成長し出荷できるまでに3年かかることや、地産地消の大切さなど、クイズを交えながらの説明に児童らは熱心に耳を傾けていました。
その後、手作りしたこんにゃくを試食。児童は「こんにゃくは苦手だったけど、このこんにゃくなら食べられる」「今日のことをお家で話したい」などと感想を話しました。