当JAは2日、2019年度新規就農者・農業後継者応援セミナーを福島市のウエディングエルティで開催しました。新規就農希望者や農業後継者ら約90人が参加し、優良事例の講演や意見交換会などを通じて、営農に関するさまざまな情報を収集しました。
セミナーでは、農業ジャーナリストの窪田新之助記者が、日本農業の今後の展望について講演。優良事例紹介では、相馬市で養鶏や野菜などを生産する大野村農園の菊地将兵さんが、自身の体験談や大野村農園の取り組みについて紹介しました。菊地さんは「SNSはファンづくりや販路として必ずやってほしい」と話しました。
意見交換会は地区や栽培品目別に5班に分かれグループディスカッション。若手農業者が抱える悩みやJAへの要望を集約した他、行政やJAの担当者が解決策を提案しました。
参加者は「同じ悩みを抱える仲間を交流することができて、今後のためになるセミナーだった」と話していました。