当JA安達地区管内の岩代・東和地域では、特産のネギ「なべねぎ」の収穫が最盛期を迎えています。
今年は異常気象の中、管理作業を徹底し、太さが均一で高品質なネギに仕上がっています。「なべねぎ」は、通常のネギより軟白部が太いのが特徴。11月初旬から出荷がはじまり、12月末まで続きます。
JAでは、「なべねぎ」を袋詰めで出荷。消費者の需要期を狙い、販売期間を11,12月に限定することで付加価値を高めブランド化を図り、生産者の所得アップにつなげています。
東和地域で10㌃を栽培する菅野徳彦さん(79)宅では22日、ネギの収穫作業や選別作業に追われています。
菅野さんは「今年は、長雨や台風の影響で防除回数や管理作業に苦労しが、太くて良いネギに育っている。柔らかく甘味が強い栄養満点のネギを鍋に入れておいしく食べてほしい」と話しています。
JAでは、県内外の市場を中心に28㌧の出荷を見込んでいます。