当JA管内の組合員農家が、東京農業大学の農業実習生を受け入れします。同大学は2018年7月にJAと包括連携協定を結んでいて、今回の取り組みは同事業の一環。学生らは実際に生産現場を体験することで、ふくしまの農業を肌で感じます。
今回の受け入れ先は、労働力を必要としている品目の組合員農家からJAが選定した、福島地区のリンゴ農家3軒と伊達地区のあんぽ柿農家5軒。18日から23日の6日間、同大学食料環境経済学科の大浦裕二教授のゼミ生である2年生20人が8班に分かれ、住み込みで農作業を体験します。
18日にはJAの本店で、東京農業大学農業実習生受入入校式を開きました。受け入れ先農家や実習生、JAの役職員ら37人が出席し、それぞれ自己紹介や顔合わせを行いました。JAの数又清市代表理事専務は「農業は現場からすべて成り立つもの。自身の人生の中で糧になる6日間にしてほしい」と激励しました。