当JA福島地区本部は8日、リンゴ「サンふじ」の中間目揃い会を福島市のJA平野・湯野共選所の2カ所で開きました。今年は、秋の気温が高い影響で生育状況に若干の遅れはあるものの、玉伸び・着色も良く、高糖度のおいしいリンゴに仕上がっています。
JA湯野共選所で開かれた同目揃い会では、生産者ら約120人が出席しました。同JA福島地区リンゴ専門部会飯坂支部の田村哲也支部長は、「市場は品質の良いリンゴを求めている。ブランド産地にふさわしい、高品質のリンゴを出荷しよう」と呼びかけました。
JA営農指導担当者が販売情勢や生育状況を説明。収穫ピークに向け、収穫時の注意点や出荷基準を確認しました。
営農指導担当者は、「福島市飯坂地区は、台風19号の被害も少なかった。リンゴの成熟を見極めながら、適期収穫に努め、消費者に蜜入りのおいしい『サンふじ』を届けたい」と話しています。