当JA福島地区管内で晩生の赤ナシ品種「王秋」が収穫最盛期を迎えています。管内では11月下旬頃に共選を予定していて、3,500㌔の出荷を計画。
管内の王秋生産者は約60人で、栽培面積は約2.7㌶。比較的新しい品種で、徐々に栽培面積が増えています。現在収穫時期で、収穫後生産者らは、新聞紙等で包み涼しい場所で約1ヶ月間各自保管し、JAへ出荷します。王秋は、収穫直後は酸味が強く1ヶ月程度置くことで酸味が抜け、食べ頃を迎えます。
福島市庭坂でナシを1.4㌶栽培していて、王秋を約10㌃育てている舟山智憲さん(40)の畑でも王秋の収穫が始まりました。舟山さんは今年の出来について「玉伸びが良く、糖度も高い。今年はおいしいものができた」と自信を見せます。
舟山さんは28日から29日にかけて王秋の収穫作業をし、11月下旬頃JAに出荷します。