当JA管内のリンゴの中生種「シナノスイート」と「陽光」の出荷が9日から始まりました。今後14日頃に収穫のピークを迎える見込みです。
同品種はリンゴの代表品種「ふじ」につながる重要な品種。JAは8日に規格統一会、9日に管内7か所で収穫指導会を行い、他県産の販売情勢や生育状況、規格基準等について確認し合いました。
今年度シナノスイートで1万5,000㌜(1㌜10㌔)、陽光で1万㌜(1㌜10㌔)と両品種とも昨年度の実績を上回る出荷を計画。さらにシナノスイートでは特選品「天果一品」の規格を設定。着色が通常の「特秀」規格の基準より25㌽以上高く、糖度が15度以上のものを同ブランド品として出荷します。
JAの福島地区リンゴ専門部会の田村哲也副部会長は「リンゴらしい気温になってきた。シナノスイートでは天果一品の規格も設定しているので、高品質・高価格での販売を目指して頑張りたい」と話します。