当JA伊達地区モモ生産部会は27日、「令和元年度の生産・出荷反省会」をJAふくしま未来伊達地区本部で開きました。今年度の販売実績では、モモの販売高が東日本大震災と福島第一原子力発電所事故後、初めて30億円を突破しました。
反省会には、生産部会役員や総会代議員、県北農林事務所伊達普及所、JA全農福島、卸売会社、JA関係者ら70人が出席し、今年度の栽培経過と次年度対策や、販売経過と販売実績、市場販売経過と次年度要望などを協議しました。販売経過では、数量6,160㌧、販売金額30億7,800万円、平均単価500円の令和元年度(9/20仕切り分)の販売実績を報告しました。特に、小箱・パック品などの特殊形態での出荷や、ギフト品販売の取り組み強化のほか、競合産地の出荷数量減少などの影響もあり、震災・事故後初めて30億円を超える実績を積み上げました。
出席した市場のうち代表5市場が、販売経過を報告し、次年度に向けて、早生種の出荷増量や小箱・パック品などの特殊形態の取り組み強化などの要望が寄せられました。終了後は、各支部に分かれた反省会も各地区で開き、意見交換を行いました。