JAふくしま未来福島地区管内で、29日から晩生種のナシ「南水」の出荷が始まる。今後10月上旬頃ピークを迎える見込みだ。南水は、酸味が少なく甘みの強さが特徴で人気の高い品種。
27日には管内4か所で南水の収穫指導会を開いた。野田共選場で開いた指導会には生産者ら約20人が出席。JAの営農指導員からナシの販売情勢や市況について説明。生産者らは、サンプルを手に取り、色づきや形などの規格を確認した。
JAの吾妻営農センターの齋藤大史営農指導係は「ナシの品種リレーもいよいよ終盤に近付いてきた。最後まで、消費者に喜ばれるものを届けたい」と話した。