当JA福島地区管内のブドウ「シャインマスカット」の収穫がピークに向かっています。
シャインマスカットは2006年に品種登録された新しい品種の白ブドウ。種がなく皮ごと食べられることから人気の高い品種です。年々出荷量が増えているが、需要が多いため高値での取引継続が期待されます。
2019年度産の出荷時期は平年並み。JA管内の園地では樹勢が安定してきて、高品質や量の確保が整ってきています。同地区の昨年の出荷量は13㌧、今年度は17㌧の出荷を計画しています。
福島市飯坂町東湯野でシャインマスカットを約1反歩栽培する伊藤隆志さんは9月中旬からシャインマスカットの収穫を始めました。現在1日約700~800房収穫していて、10月上旬頃まで収穫が続く見込みです。
伊藤さんは「シャインマスカットは甘みと香りが豊かで、日持ちもよく長い期間楽しめる。若い世代の需要をさらに増やしていきたい」と話しました。