当JAは11日、学校教育支援事業の一環として県産花きをPRするとともに、花に触れ心の豊かさを育てる「花育コース」の授業を、伊達地区本部管内の伊達市立石田小学校で開きました。
花育コースには、全校児童20人が参加。(株)福島花きの阿部ひろみ取締役を講師に、生け花の歴史や今月のテーマ「お月見」について詳しく学びました。その後JAの担当者から、JAについての説明や使用するJAの花材「小菊」の生産者の紹介などを、クイズを交えながら行いました。
実習では、池坊の講師が生け花の実演を行い、児童らに花の扱い方や生け方、さらに片づけ方を指導。講師は「心の中で花と会話をするように、花がどんなふうに生けてほしいのかを考えながら生けてほしい」と話しました。
児童らはJA管内産の小菊をアクセントに、リンドウ、ワレモコウ、スプレーカーネーションなどを使って思い思いに作品を仕上げました。参加した児童は「お花をきれいに生けることができてとても嬉しかった」と感想を話していました。