当JAそうま地区資産運用部会は4日、相馬市の相馬中村総合研修センターで相続税・贈与税セミナーを開催しました。テレビ会議システムで管内の10会場をつなぎ、各地区資産運用部会員やJA役職員ら114人が出席し、税務対策について学びました。
三部会計事務所の三部吉久税理士と綱藤勇多事業承継プランナー部長が「約40年ぶりに変わる相続法」と題して、相続・贈与税の仕組みや相続対策の事例、円満な資産承継のための対策について講演しました。
参加者は、借家権の相続税評価や貸家の節税対策効果等について質問するなど、資産管理の知識を深めました。
JAでは、遺言信託業務や相続相談業務にも積極的に力を入れています。今後は、相続・遺言の基礎知識に関するセミナーを2020年2月5日に開催する予定です。JA資産管理課の塩田和彦課長は「組合員の相続に関する多様なニーズに応えていきたい」と話します。