当ＪＡ伊達地区本部は８日、「第１回食育フェスタinんめ～べ」をＪＡ農産物直売所みらい百彩館「んめ～べ」で開きました。食農教育活動の紹介や食育レシピの試食など、食育をテーマにした初の交流イベントとして会場は親子連れなどで大いに賑わいました。

　フェスタでは、同地区本部が地域支援事業の一環として、上半期に管内の幼稚園などを中心に行ってきた食農教育活動の取り組みをパネルで詳しく紹介。幼稚園でも人気の水槽を使って野菜の浮き沈みを実験する「野菜の浮き沈み」体験コーナーでは、多くの親子連れが足を止め、カボチャやジャガイモ、ナス、ズッキーニなどの野菜を手に取り、「浮かぶかな？沈むかな？」と予想しながら親子で楽しく実験する姿が見られました。「食育レシピの紹介」では、これまで幼稚園の園児らと調理した食育レシピを、会場内のキッチンコーナーで調理実演。来場者に試食を振る舞って、「野菜のチクワ肉巻」、「ラタトゥイユのチーズ焼き」、「トマトとタマゴのスープ」と、子どもにも喜ばれる野菜を使った料理を紹介しました。

　イベントを担当した伊達地区本部地域支援課・地域支援担当の職員らは、実際の活動でのエピソードなどを交えながら「ＪＡの食育活動として実際に幼稚園で調理した料理を紹介しています」「こんなふうに調理すると、野菜が苦手なお子様にも喜んで食べていただけます」などと話しながら、ＪＡの食農教育活動の取り組みを積極的にＰＲしました。そのほか、小学生までの子どもを対象にした「食育○×クイズ」や野菜を魚に見立てた「野菜釣り」のコーナーもあり、こちらも人気を集めました。