福島市松川町で水稲生産調整の先進的な取り組みを行う「松川町水原地区生産組合」が平成27年度豊かなむらづくり顕彰事業の農業生産部門を受賞したことを称え、11日、受賞祝賀会がJA松川支店で開かれました。
　同表彰は福島県と福島民友新聞社が主催で県内の農業振興や地域活性化に取組む営農団体をたたえるものです。水原地区生産組合の皆さんは近隣の畜産農家と耕畜連携の契約を結び本格的にWCS栽培に取り組んでいることや担い手支援を積極的に行っていることなどが認められ今回の受賞に至りました。 
　祝賀会では水原生産組合の丹野幸雄組合長が「米価下落の流れをどうにかしようという想いから3人で立ち上げた組合が、こうして優秀団体と認められるようになったのはとても誇りであり励みになる。今後も新しいことに挑戦して素晴らしい田園風景を守り、後輩に引き継いでいきたい」と述べ、当JAの菅野孝志組合長も「WCSと近隣住民との連携により大いなる相乗効果を生み出してきた。さらに発展していくことを願っている」と祝辞の言葉を贈りました。
　その後出席者全員で乾杯し、水原生産組合のさらなる発展を願いました。