当JA安達地区管内の二本松市で25日、極早生品種「五百川」の稲刈りが行われました。この日、稲刈りをした安斎孝行さんは、コンバインでたわわに実った黄金色に輝く「五百川」30aを刈り取りました。
安斎さんは「梅雨明け前の長雨や日照不足の影響で、生育状況が心配だったが無事に収穫を迎えられた。質や収穫量も平年並みで、ひと足早く地元の消費者においしい新米を届けられる」と笑顔で話していました。
「五百川」は2003年に「コシヒカリ」の突然変異種として県内で発見され、2010年に品種登録された。「コシヒカリ」よりも約1か月収穫時期が早いのが特徴です。
収穫された「五百川」は今後、放射性物質の全量全袋検査と農産物検査を行い、9月上旬にもJA農産物直売所「こらんしょ市二本松・本宮店」で販売される予定です。