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福島・安達地区 なし統一共選開始

2019.08.20

 

 当JAの梨主力品種「幸水」の出荷が20日から始まった。今年度からJA安達地区管内で生産された梨も福島地区の西部共選場に持ち込まれ、地区を越えて光センサー選果機で統一共選を開始。合併したスケールメリットを活かし、規格の統一や安定した出荷量の確保、取引量・販路拡大、ブランド確立など、有利販売につなげ、農家の所得向上を目指します。

 出荷直前の19日には、2地区合同でなし販売情報交換会を開催。福島・安達地区なし専門部会の代表者や市場関係者・JA役職員ら44人が出席。販売価格アップに向けた取り組み等について意見を交わしました。生産者からは「産地と市場のさらなる連携強化を図り高値販売につなげてほしい」と意見が出されました。

 さらに同日、福島地区管内の6カ所でなし生産者集会を開き、生産者ら285人が出席した。初出荷に向け、市場情勢や生育状況、出荷規格を確認し意識を高めました。

今年の梨は、長雨や日照不足の影響が心配されたが、梅雨明け後の晴天が続き、実の大きさなど順調な生育状況で十分な甘さもあり、平年並みの収穫が期待できます。

JA担当者は「統一共選により出荷規格や品質が統一され市場にアピールしやすくなった。市場と密に連携をとりながら正確な産地情報を提供することで有利販売につなげる」と意気込んでいる。

「幸水」の出荷ピークは25日頃を見込んでおり、9月上旬からは「豊水」が出荷されます。

 

  

 

  

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