当JAは本年度から初めて、全地区で准組合員を対象とした「准組合員のつどい」を展開します。総合支店・エリア毎に、地域特性や工夫を凝らしたJAらしい農業体験や料理教室などのイベントを企画し全16ヵ所で開催します。
「准組合員のつどい」は、准組合員のJA事業利用が限定的または一時的であることから、2010年に福島地区(旧JA新ふくしま)が、准組合員やその家族を対象に、JAをより身近に感じてもらい、農業の理解醸成や地域貢献、仲間づくりなどを目的にイベントを開催しています。
そうま地区は、初めて3日、4日にそれぞれ、福島市内で「准組合員のつどい」を開催しました。准組合員やその家族ら約70人が参加し、桃狩り体験や桃の共選場、農産物直売所を見学し、JAの事業への理解や職員との交流を深めました。
あづま観光果樹園で行った桃狩りでは、赤く色づいた香りの良い桃を自分で選び収穫。採りたての甘い桃を美味しそうに味わっていました。桃の共選場見学では、桃の機械選果の一連の流れや箱詰め作業などを見学。参加者は、普段は見れない作業の様子を興味深く見ていました。最後には、直売所で旬のおいしい桃をたくさんお土産に購入し帰路につきました。
参加者は「初めての企画でとても楽しかった。農業に関わる人たちの大変さや面白さを実感できた。農業に興味がわいた。」などと話していました。
JA企画部の須田淳一部長は、「多くの准組合員の皆さんに、JAをもっと知ってもらえるような企画内容にしている。『准組合員のつどい』を通じて、JAの総合事業の取り組みや自己改革情報発信しながら、複数の事業利用や事業参画につなげていきたい」と意気込んでいます。