当JA福島地区は24日から29日にかけて、各地区でナシの園地巡回指導会を開きました。ナシの代表品種「幸水」が満開後90日を迎えたことを受け、果実肥大状況や病害虫の発生状況を確認する目的です。
幸水の現在の生育状況は、満開後日数による比較で平年より大きくなっています。7月現在のDVRモデルによる幸水の収穫予測については、収穫ピークが8月下旬と推測され、平年より4日早い見込みです。
25日に福島市吾妻地区で開いた同指導会には、管内の生産者や市場関係者、JA職員らが参加。地区の生産者の各園地を巡回し、それぞれの果実肥大や着果個数を計測し、生産者同士で生育状況を確認しあいました。
JAの吾妻営農センターの齋藤大史営農指導係は「病害虫が発生した場合適切に処分し、高品質の果実生産を目指していこう」と管理の徹底を呼びかけました。